Maintenance
点検・メンテナンス
給湯器や暖房ボイラーを長く安心してお使いいただくための点検・メンテナンスについてご案内します。
点検のすすめ
給湯器や暖房ボイラーは、長く使い続ける中で少しずつ状態が変化していきます。 燃焼の具合や配管の劣化、不凍液の状態などを定期的に確認しておくことで、 突然のお湯切れや暖房トラブルを防ぐことができます。
当社では、故障してからの修理だけでなく、 「壊れる前のメンテナンス」にも力を入れています。 北海道の冬でも、毎日の暮らしが止まらないよう、 状態に合わせた点検・整備をご提案します。

小さな変化を見逃さないことが安心につながります。
点検内容
主な点検内容
ボイラーが安全に動き続けるよう、燃焼・安全装置・配管・給排気・暖房循環といった重要なポイントを丁寧に確認します。 しっかり点検することで、突然の不調や冬場のトラブルを未然に防み、安心して長くお使いいただけます。
- 燃焼系の点検(ノズル・バーナー・点火プラグなど)
- 安全装置・制御系の確認(ハイカット・震動停止装置など)
- 本体構造・配管の点検(油もれ・水もれなど)
- 給排気・通風の確認(給気口・給排気筒・煙突など)
- 暖房循環系の点検(循環ポンプなど)
- 調整・説明(リセット操作・部品供給不可時の説明など)
不凍液交換(暖房ボイラー・セントラル暖房)
暖房ボイラーやセントラル暖房では、不凍液が配管全体をめぐることで家中を暖めています。 不凍液が劣化したり量が不足すると、暖まりにくい・異音がする・凍結のリスクが高まるなど、 冬場のトラブルにつながるため、定期的な点検と交換が大切です。
- 循環ポンプの作動確認
- 不凍液の量・劣化のチェック
- 配管まわりの漏れ・さびの有無
点検の一例(バーナー部清掃)
カバーを外して内部の状態を確認し、汚れの付着や詰まりがないかを点検します。 清掃・点検を行うことで、燃焼状態の悪化やトラブルの早期発見につながります。

清掃前

清掃後
点検のタイミングと前兆
点検・メンテナンスの目安
- ■ 給湯ボイラー:1〜2年に一度の点検
- ■ 暖房ボイラー:毎年〜2年に一度の点検
- ■ 不凍液の交換:おおよそ5年に一度
札幌のような寒冷地では、冬前は修理対応が集中し、点検作業の時間を十分に確保することが難しい時期となります。そのため当社では、冬の使用が落ち着いた春先〜初夏(4〜7月頃)を中心に、点検・メンテナンスのご依頼をお受けしています。
トラブルの前兆として多い症状
- ■ お湯の温度が安定しない
- ■ 暖房がつくまで時間がかかる
- ■ 以前より本体の音が大きくなった
- ■ ときどきエラー表示が出る
- ■ ボイラーまわりからにおいが気になる
こうした症状がある場合は、早めの点検をご相談ください。

作業は一つひとつ丁寧に。
点検・メンテナンスの流れ
1. お問い合わせ
お電話にて、気になっている症状やボイラーの型番、設置場所などを伺います。
2. 日程のご相談
ご都合をお聞きし、訪問日時を調整します。冬場は混み合う場合がありますので、お早めのご相談がおすすめです。
3. 現地での点検
実際の運転状態を確認しながら、機器本体や配管、不凍液などの状態を点検します。 必要な作業内容は、その場で分かりやすくご説明します。
4. メンテナンス作業
清掃・調整・部品交換など、合意いただいた内容に沿って作業を行います。 時間がかかる作業が必要な場合は、事前にお伝えします。
5. 作業完了・ご説明
作業内容や今後の注意点、次回点検の目安などをご説明し、完了となります。
料金の目安
当社が扱う機器は、一般のご家庭向けから業務用まで幅広く、機種や設置環境によって点検・作業内容が大きく異なります。そのため、正確な費用をご案内するには、型番などで機器を特定する必要があります。
まずはお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問(FAQ)
点検はどれくらいの頻度で必要ですか?
一般的には数年に一度が目安ですが、使用状況や設置環境によって変わります。 異音・臭い・エラーが出る場合は、早めの点検をおすすめしています。
冬だけ不調になるのですが、点検したほうがよいですか?
寒冷時期のみ調子が悪くなるケースは多く、凍結や燃焼条件の変化が原因の場合があります。 季節性の不調でも点検で改善できる場合があります。
点検と修理の違いは何ですか?
点検は確認・調整・清掃が中心です。故障箇所が見つかった場合は修理をご案内します。
立ち会いは必要ですか?
屋外設置の場合でも、状況確認のため原則立ち会いをお願いしています。
所要時間はどれくらいですか?
機器の種類や状態によって変わる場合があります。まずはお気軽にお問い合わせください。
点検・メンテナンスのご相談
「この症状で見てもらったほうがいいのか分からない」といったご相談も歓迎しています。
お電話で状況をお聞きし、緊急性の有無や、点検のタイミングについてもご案内いたします。
お電話:011-772-5155
※混雑状況や季節により、訪問までお時間をいただく場合があります。あらかじめご了承ください。
お問い合わせフォームへ